GoogleスプレッドシートでGoogleドライブに保存した画像を表示したい場合、IMAGE関数を使うと簡単に実現できます。ただし、設定を間違えると画像が表示されないことがあるので、注意点も含めて解説します。
IMAGE関数の基本的な使い方
スプレッドシートで画像を表示するには、次のようにIMAGE関数を使用します。
=IMAGE("画像のURL")
Googleドライブに保存された画像を使う場合は、画像の共有リンクを取得し、それを適切なURLに変換する必要があります。
Googleドライブの画像を正しく表示する手順
① 画像の共有設定を変更する
Googleドライブ上の画像をスプレッドシートに表示するには、リンクの共有設定を「リンクを知っている全員(閲覧可)」以上にする必要があります。
よくある間違い
- 特定のユーザーのみアクセス可能にしていると、スプレッドシート上で画像が表示されない。
正しい設定
- Googleドライブで対象の画像を右クリック → 「共有」を選択
- 「リンクを取得」セクションで「制限付き」になっていたら、「リンクを知っている全員」に変更
- 「閲覧者」または「閲覧者(コメント可)」を選択し、完了
② Googleドライブの共有リンクを変換
Googleドライブの共有リンクは、そのままではIMAGE関数に使えません。URLを変換する必要があります。
【共有リンクの形式】
Googleドライブの共有リンクは通常以下のようになっています。
https://drive.google.com/file/d/【ファイルID】/view?usp=sharing
【表示可能なURLに変換】
このURLを以下の形式に変更します。
https://drive.google.com/uc?id=【ファイルID】
例
- 共有リンク:
https://drive.google.com/file/d/1A2B3C4D5E6F7G8H9I/view?usp=sharing
- 変換後のURL:
https://drive.google.com/uc?id=1A2B3C4D5E6F7G8H9I
③ IMAGE関数に適用
変換後のURLを使って、スプレッドシートのセルに次のように入力します。
=IMAGE("https://drive.google.com/uc?id=1A2B3C4D5E6F7G8H9I")
この設定で、スプレッドシートにGoogleドライブ上の画像が表示されます。
まとめ
- IMAGE関数を使えばGoogleドライブの画像をスプレッドシートに表示可能
- 共有設定を「リンクを知っている全員(閲覧可)」にする
- Googleドライブの共有リンクを「uc?id=ファイルID」形式に変換する
- IMAGE関数に変換後のURLを適用すれば画像が表示される
これで、スプレッドシート上でGoogleドライブの画像を簡単に扱えます!
コメント